愛しい人

見慣れた街並 明日僕は旅に出る

立て掛けた写真をしまいこみ煙の中へ行く

ハチミツみたいに ヤイバを見せて笑う

君の形を僕の中にカギを付けてしまおう


あの日の晴れた空の下で

鳴らしつづけた白いピアノ


晴れた日は思い出して僕が歌う歌を

泣かないで笑っていて 愛しい人よ


泣き虫 怖がり 君が見せた気まぐれ

晴れそうで曇りのちどしゃぶり やがて虹がかかる


でもそんな鳴り響いた声が

優しくなれる理由なんだ


晴れた日は思い出して隣にいたことを

泣かないで笑っていて 愛しい人よ



晴れた日は思い出して僕が歌う歌を

泣かないで笑っていて 愛しい人よ

 

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